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ハーブの生産者から始まった私たち渋川飯塚ファーム。ハーブを手に取りやすいものにするためにどうしたらよいかと考え、生まれたのが現在の主力商品である「ハーブ×フルーツジャム」です。はじめはハーブを加えたジャムという珍しさから手にとっていただくことが多かったのですが、今ではその美味しさから、たくさんのリピーターさんに愛されている商品です。
最初の印象で、私たちはしばしば「珍しいものをつくる」集団だと思われることがありますが、当の私たちとしては、決して珍しいものを作っているという意識はありません。
「ぐんまの農産物にひと手間加えることで見つかる美味しさ」を追求するために、例えばハーブはその手段のひとつにすぎないのです。変わったものを作ろうとするのではなく、あくまでも「農産物に新しい価値を創造すること」を第一に、渋川飯塚ファーム基準の本質的な美味しさを追求した製品づくりを心がけています。
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製品ひとつの原価の中に、お客様にとって最も不要なのは人件費。渋川飯塚ファームでも、もちろんなるべく人件費を落として、その分フルーツや野菜などの素材にお金をかけるべく、効率よく作るにはどうしたらよいかと日々努力しています。しかし効率が良ければそれでよし、という考えではありません。美味しさのために必要な手間は惜しみなくかける、という考えです。
例えば、毎年6月にその年の新物を販売しているカモミールのお茶があります。カモミールは収穫できる時期が1ヶ月しかなく、その間に一年分の使用量を収穫しなければならないのですが、これがすべて人の手でひとつひとつ摘んでいるのです。(カモミールは花の部分のみを乾燥させてお茶にします)
早くたくさん収穫することを考えたら、なにか熊手のようなもので刈り取ったりもできるのかもしれませんが、そうすると摘み時でない花が混ざったり、花の部分が壊れたり、余計な茎や葉っぱが混ざってしまいます。それがすべてお茶の苦みや雑味になるので、やはり大変でも、人の手でひとつひとつ選別しながら収穫しています。
手間をかけた分、どうしてもお値段は張りますが、美味しさのための必要経費なのだとご理解ください。
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近年は美味しさを形づくるものとして、味とともに重要なのが衛生管理です。渋川飯塚ファームでは、各製品の原料入荷〜製品出荷に至るまでの各製造工程で衛生管理計画を作成し、それに基づき製造、衛生管理項目の確認・記録・検証を行っています。 (HACCPの考え方を取り入れた衛生管理計画の実施)
また製造スタッフの健康管理や、製造施設・設備の清掃状況や温度管理、不具合のチェックなど、一般的な衛生管理についても毎日記録を行い、安全・安心なものづくりに努めています。